家庭ごみの「分別」、水俣市との違い 府中市議会議員 まえだ弘子
活動報告バックナンバー バックナンバー一覧 ホーム

印刷用ページ 印刷用 (別ページで開きます) 戻る戻る   進む進む
2008 年 4 月 30 日    
家庭ごみの「分別」、水俣市との違い

4月15日から17日まで、水俣市に行ってきました。水俣病という「負の遺産」を乗り越えるべく「環境先進都市」を目指し、先駆けて家庭のゴミの20分別を始めた市です(今は22分別)。
 水俣市の「クリーンセンター」を見学し、市職員さんと、施策を進めた前市長さんからお話を聞いただけではありますが、とても印象に残ったことを紹介します。
 まず、分別をはじめた理由です。当時の財政難と、分別の不徹底によって事故が起き、施設の補修費がかさんだことでした。ゴミを減らせば、処理費用が少なくてすむ、事故も減る、その分市民には分別の負担をかけるが、還元しています、という話でした。結果的に「環境」につながっていますが、もともとは「お金」の事情です。そこを市のイメージ向上につなげた発想と市長、市職員、市民の努力に水俣の力を感じました。
 クリーンセンターも整然としていて驚きました。色ごとに積まれたビン、紐で結ばれた古紙などがきちんと別々の場所に保管されており、それらのスペース周りもすっきりしていました。府中市の「四谷リサイクルプラザ」はもっとゴミが雑多な状態で散らばっていましたし、仕分けにも人手や機械が動員されています。「分別」の質の違いを目の当たりにしました。
 そして、施策について語る前市長の姿が一番印象的でした。「もともと水俣市はマイナスからの出発です。市民が自信と誇りを持てる施策は中途半端なものではダメだ、と思い切ってやりました」と、熱く語ってくれました。かたや府中市は、なかなか徹底した分別はむずかしいダストボックスはいまのところ存続させ、処理経費の無駄は近い将来、有料化に転嫁しようとしています。行政も市長も、市民に対し、一貫性を持った施策の方針や理念を語ってほしいものです。



バックナンバー 最新20
211 再開発ビル内の公共施設の内容が示される   〜パブコメで反対意見を!〜
117 府中市の「財政計画」を探るB
17 府中市の「財政計画」を探るA
1215 府中市の「財政計画」を探る@
1110 【講演会】どの子も地域の学校へ!「福祉のまち」東松山市に学ぶ 「ともに生きる」教育・福祉のとりくみ 報告
95 どの子も地域の学校へ!
719 市の「スマートインターチェンジ計画」で「自治体」のありかたを考える
62 「豚インフルエンザ」騒動を、一息ついて考える…
422 「派遣切り」に直面する生活保護行政…「税金ドロボウ」は誰だ!
326 09年度予算にネットは「反対」!〜市民に向けた財政計画を示せ!
220 府中市の小中学校「学校給食費値上げ」審議は不十分!
19  「有料化・ダストボックス撤去」
1221 地域包括支援センターを、総合的な地域の相談の場に
1115 ◆化学物質に「ノーデータ、ノーマーケット」の原則を!
1030 ◆バイオ施設で行なわれる実験に、住民は知る権利がある。
914 「要援護者」対策より、自衛隊の参加が優先! の防災訓練とは。
85 「北九州市」と「水俣」、「エコタウン事業」の質の違い
724 「子どもの問題は、保護者の責任」について…
76 ガイドヘルパー派遣事業は当事者のニーズに合わせて支給を!
517 ◆府中市小中学校は「体力テスト」を全員に!?
430 家庭ごみの「分別」、水俣市との違い

バックナンバー一覧へ 一覧へ戻る ホームへ ホームへ戻る 戻る戻る   進む進む
●当ページはInternet Explorer4.0以降を推奨しています。●